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就労機会税額控除について

02.01.2024 | カテゴリー, Tax

Work Opportunity Tax Credit (就労機会税額控除以下 ”WOTC”) は、雇用者が、就労面で常に重大な障壁を抱える特定の対象グループに属する人々を雇用する場合に利用できる連邦税額控除です。特定の対象グループには、貧困家庭一時扶助受給者、退役軍人、元重罪犯者、指定地域住民 (Empowerment Zone, Rural Renewal County) 、リハビリテーションが必要な身体又は精神障害者、栄養補助プログラム受給者、生活補助金受給者長期失業受給者等が含まれます。WOTC、20251231日までに就労を開始した当該対象グループに属する人々に支給される賃金について利用できます。 

 

以下の要件を満たす従業員の場合、WOTCは最高6,000ドルまでの賃金の40%、即ち2,400ドルが上限となります。 

 

  • 就労1年目である。 
  • 当該対象グループの一員として認定されている。 
  • その雇用者の下での労働時間が年間400時間以上となる。 

 

雇用者がWOTCを利用できるのは各新規雇用につき1回限りで、再雇用された従業員についてはWOTCの申請はできません労働時間が年間120時間以上400時間未満の従業員の場合には、最高6,000ドルまでの賃金の25%WOTCの上限となります特定の適格退役軍人の対象グループについてWOTCを算出する際には、最高 24,000ドルまでの賃金が考慮される場合があります。 

 

雇用者は、その事業規模に関わらず、就労において常に大きな障害に直面する当該対象グループに属する人々を雇用する際にWOTCを利用できます。雇用者が米国及び一部の米国海外領土に所在する課税対象法人並びに特定の非課税団体の場合は夫々以下の方法でWOTCを申請できます。 

 

  • 雇用者が課税対象法人の場合は、所得税に対してWOTCを申請できる。 
  • 雇用者が特定の非課税団体の場合は、給与税に対してのみまた適格退役軍人の対象グループの一員に支給される賃金についてのみWOTCを申請できる。 

 

雇用者は、求職者の事前審査のため、Form 8850 (Pre-Screening Notice and Certification Request for the Work Opportunity Credit) を新規従業員の就労開始日から28日以内に州の労働局に提出する必要があります。新規従業員が当該対象グループの何れかの一員であることが証明されると、WOTCForm 5884 (Work Opportunity Credit) で算出され、更にForm 3800 (General Business Credit) で申請されます。雇用者が非課税団体の場合は、Form 5884-C (Work Opportunity Credit for Qualified Tax-Exempt Organizations Hiring Qualified Veterans) を提出します。   

 

WOTCは、事業所得税額、又は雇用者の社会保障税負担額がその限度額となります。WOTCの限度超過額には、通常繰戻し又は繰越しの原則が適用されます。 

 

[関連リンク] 

https://www.irs.gov/newsroom/small-businesses-can-benefit-from-the-work-opportunity-tax-credit 

https://www.irs.gov/businesses/small-businesses-self-employed/work-opportunity-tax-credit 

 

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