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OBBBA法施行による個人所得税の税率と基礎控除への影響

09.26.2025 | カテゴリー, Tax

One Big Beautiful Bill Act (以下、OBBBA) において、個人所得税の税率は2017年にTax Cuts and Jobs Act of 2017(以下、TCJA)により導入された税率(課税所得に応じて、10%、12%、22%、24%、32%、35%、37%)が継続される事になりました。2025年度、対象となる課税所得額は、すべての税率区分でインフレに応じて調整されますが、税率10%と12%の区分は2026年も追加で調整が行われます。

また、標準控除額(standard deduction)についても、TCJAにより引き上げられた控除額水準が据え置きとなります。2025年の標準控除額は、単身申告者(Single)及び夫婦個別申告(Married Filing Separately)の場合は15,750ドル、特定世帯主(Head of Household)は23,625ドル、夫婦合算申告(Married Filing Jointly)は31,500ドルに引き上げられます。その後は、標準控除額はインフレ率に応じて調整されます。

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